大阪中之島の国立国際美術館へ行ってきました。
現在開催中の
「ルーヴル美術館展 美の宮殿の子どもたち」
に興味があったので。
この展覧会は、ルーヴル美術館が所蔵している美術品から、
「子ども」をキーワードに200点あまりを展示しています。
ですので、特定の時代、作家ではなく、
非常に幅広い作品が集まっています。
エジプト時代の彫刻、おもちゃらしきものから、
ヘレニズム時代、オランダ絵画、彫刻、
タペストリーなどなど、
時代を超えて。
題材にしても、
子どもを取り巻く家族、
幼子イエス、
プットー(微妙な違いはあるようですが、キューピッドと思ってください)
など、本当にさまざま。
中でも、多くの人の目を集めたのが、
エジプトの少女のミイラでした。
おそらく10歳にも満たない少女。
紀元前1295-前1186年ごろ、
わずかな時間を生きていたんですね。
木棺には、あの世で彼女が困らぬよう、
迎え入れてくれる神様が描かれています。
ところで、
絵画には額がつきもの。
この額の有る無しで、絵の印象がずいぶん変わります。
構図が引き締まって見えるんですね。
黒い額縁は白を、金色は冴え渡った青を強調すると言われています。
Beltaの絵も、額に入れなくちゃ。
国立国際美術館での
ルーヴル美術館展 美の宮殿の子どもたちは、
9月23日(水・祝)まで。