結婚の色 喪の色 その3

少しお休みしていた「結婚の色 喪の色」の続きを。

これまでの記事です。
結婚の色 喪の色 その1

結婚の色 喪の色 その2

おおざっぱな言い方ですが、

東洋では、伝統的に喪の色は白
西洋では、黒。

です。

ですが、明治以降、西洋の「黒」が日本に入り、
日本でも喪の色は「黒」がメインとなりました。

皇室の正式な喪の色は黒となっています。

なので、皇室の方々は黒留め袖ではなく、色留め袖をお召しになります。
黒留め袖は、着席時にバストアップ部分が黒で喪服を連想させる、
というのがその理由です。

結婚の色は、今は世界的に白が主流ですが、
これはヴィクトリア女王がご自身の結婚の際召された白のドレスから、
世界的に広がったと言われています。
(それ以前にも白は使われたようです)

では、日本の結婚の色は伝統的に何色でしょうか?

日本ではやはり白が伝統的に使われてきました。

白は神聖な色なので、神様に誓う結婚式でも使われてきたのです。

結婚の色も時代によって移り変わり、
江戸時代には黒もメジャーな色となり、
花嫁衣装も黒の振り袖が使われるようになりました。

つまり日本では、黒は決して喪だけの色ではない、ということになります。

ちょっとおもしろいでしょ?
日本での白と黒の意味。

現代では喪の色である黒が、かつては結婚の色であり、
かつては喪の色であった白が、現代では結婚の色。

このゆがみ(?)のおかげで「黒」に対して、
華やかな結婚式でも、なんとなく問題なさそうに感じるのでしょうね。

以上、結婚の色、喪の色でした~。


第7回 出雲ランチ交流会
毎年秋の恒例行事 ランチ交流会です。
11月28日 12:00~ 京彩厨房 なが田(出雲市大津町)

気楽なお座敷の交流会です。
女性お一人の参加でも安心。一緒にお昼をいただきましよう♪

詳細は第7回 出雲ランチ交流会をご覧ください。

【大人のアート塗り絵講座】

松江、大阪、東京で色鉛筆の塗り絵教室をしています。

■ 11月

18日(水)アンネイ教室 はなびら餅(募集中)
24日(火)宍道教室 キャンドル(募集中)
25日(水)乃木教室 手まり(募集中)

■ 12月

10日(木)サロン イル・トゥリパーノ教室(東京)
お休みの方があり、お席ができました。

13日(日)カンタンイラスト教室 Gallery KOMPIS(東京)
3,000円 募集中です

大人のアート塗り絵(色鉛筆)教室にご興味のある方は、
過去の教室の様子を見ていただくと参考になると思います。
10日(土)14:00~16:00 東京

26日(月)19:00~21:00 松江 乃木公民館

28日(水)19:00~21:00 松江 アンネイ

31日(土)13:00~16:00 大阪

お問い合わせは、info@belta.jp若林
までメールでお願いいたします。



パーソナルカラー、カラーセラピー、カラー教材、カラーツールの専門店、
カラーショップ Belta

楽天 カラーショップBeltaのロゴ

Leave a Reply

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です