色について、強烈な思い出があります。
たぶん、幼稚園に通っていたころのこと。
自宅で塗り絵をしていました。
紙いっぱいの大きな馬を茶色に塗って、できあがり。
自分でもちょっと上手にできたと思ったので、
となりのおばさんにも見せようと思いした。
塗り絵を掴んで、外へ飛び出すと、
あらびっくり。
茶色の馬が真っ赤に変わっていました。
まさに赤兎馬。
「ちゃんと茶色に塗ったのに」
何かだまされた気分です。
でも、すぐに気がつきました。
「暗いところで塗っていたから、
赤が茶色に見えたんだ」
茶色だと思ったクレヨンは、
本当は「赤」だったのです。
「色は暗いところと明るいところとでは、
違って見えるんだ」
子ども心に、
すごくおもしろいと感じました。
でも、次にちょっと不安が、
「もしかすると、今見ている色は、
本当の色ではなくて、
場所が違ったら、違う色に見えるのかも」
そして、
もしかすると、Beltaが見ている色と、
他の人が見ている色とは違う?
だったらどうしよう?」
しばらく、周りの人に、
「これ、何色に見える?」なんて聞いてたっけ。
Beltaが「色と光」に興味を持った
最初の出来事でした。
(in 大阪)
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Beltaだって決して上手ではありませんが、
それが「味」になっていると思っています。
自慢するわけではないのですが、
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