国立西洋美術館へ、
「コロー展」を見に行きました。
コローは、長らく興味が無かったのですが、
NHKの「新日本美術館」で、
「真珠の女」を見たとき、考えが変わりました。
この人、すごい。
真珠の女は、ダ・ヴィンチのモナリザと
構図が良く似ており、「18世紀のモナリザ」とも
呼ばれています。
↓
いつまでも見つめられているかのような視線、
服装からすると農家の娘らしいのですが、
気品のある表情。
見に行きたい!
と言うわけで、行っちゃった(笑)
両方とも、前に人だかりができていました。
実物の絵は、遙かに美しいものです。
後の印象派、キュービズムに影響を与えたというコロー。
特にピカソは、何点も所蔵していたといいます。
展示会では、コローの絵の隣に影響を受けた画家の絵が
展示してありましたが、
なぜか、コローの絵の方がすばらしいように思えました。
85点のコローの作品をまとめて見ることができるチャンス。
9月13日からは、神戸市立博物館で開催されます。
もう一つのブログにも、
コロー展のことを書いています。
こちらもご覗いてみてくださいね。