ルノワールに見る色構成

先日行ったルノワール展で
気づいたことをシェアします。

絵を観るとき、いつも観察するのが、
絵の色構成。

色構成とは、使われている色と色数です。

例えばこの絵、何色と何色でできている絵でしょう?


正解はオレンジとブルー。

茶色は明度の低いオレンジですものね。


Wikipediaさまからお借りしました)
(「ピアノに寄る少女たち」)

こちらは、ブルーとグリーンとレディッシュオレンジ。

たくさんの色が使われているように見えますが、
基本の数色の混色により、多くの色が生みだされています。

こうやって使われている色を見てみると、
名画と呼ばれる絵は、案外色数は多くないことに気が付きます。
(もちろん多色のものもたくさんありますが)

またオレンジとブルー、
グリーンとレディッシュオレンジは、
補色の関係でもありますね。

色数が多く、色相環の色がまんべんなく使われているものは、
楽しく陽気で、開放的な感じ。

色数が少ない絵は落ち着いた感じ。
ただし補色を使うととたんに絵は活き活きします。

画家達は補色を愛しているのでしょうね。

ルノワールの絵は、Beltaが見た限りでは、
2色から3色の構成のものが多いようです。

絵を観ながら、
画家の企みに思いを巡らすのも楽しいものです。

ルノワール展は、
大阪国立国際美術館で。
6月27日まで。月曜休館です。

(in 大阪)


◆ センセーション カラーセラピスト養成講座(松江・大阪)
大阪 6月4日(金)5日(土)

◆ 水辺のレストランで異業種交流会(島根/松江)
6月19日(土) 19:00~21:00
レストランリバービュー
会費3,500円

◆ カラーイベント「カラー・サーカス」
(松江)
6月26日(土)11:00~16:00
木のふれあい遊館
ハッピーカラーでフレグランスを作ろうワークショップをします。
残席1となりました。

◆ カラーイベント「カラー・サーカス」(大阪)

7月10日(土)10:00~18:00
第3ワールドビル 10F
大阪市北区菅原町9-16
地図
大阪市営地下鉄 谷町線 南森町 B4出口から徒歩8分
眺めのよい会場です。

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