色の検定、いろいろあるけど何を選んだらいいの?

というご質問を、しばしばいただきます。

ズバリ!お答えしたいところですが、
選ぶのはご自身です。

ただ、Beltaなりの意見はありますので、
それをちょこっとだけ。

現在、色の検定は6種類。
もう一つ増えたようですが、まだマイナーなので
ここでは6種類とします。

<色彩基礎知識>

●AFT色彩検定
一番知名度が高い。TVCMもあり。
3級から1級。
PCCSカラーカードを使用。
筆記試験は簡単だけど、1級2次の実技はやや難しい。
スクール、参考書など充実。

●東京商工会議所 カラーコーディネイター検定
色彩検定より、難易度は高い。
3級から1級。1級は「ファッション色彩」など各分野に分かれる。
1級は、色彩検定より難易度が高い。
公式テキストあり。参考書は、A・F・Tに比べると少ない。

●Color Master 色彩士検定
美術系の専門学校等で受験。
地味だが、「ファッション」等に言及してなく、
「色」のみに焦点が当たっている。
混色問題等もあり、絵を描く人には向いている。

●色と光の能力検定 トーコル
始まったばかりで、まだ評価が広く出回っていない感じ。
パントン社のカード(TOCOL仕様)を使う。
ベーシック→エキスパート→マスターの3段階。
合否ではなく、TOEICのような評価制。
公式テキストはあるが、他にも参考書は必要。

<パーソナルカラー>
●色彩技能 パーソナルカラー検定

●パーソナルカラー検定

パーソナルカラー関連の2つは、始まったばかりで、
評価が出ていません。
パーソナルカラー検定は、今、受験しようかと考えています。
データはもう少しお待ちください。

まず、色の検定を受検しようと思われたのは、
どういう理由でしょうか?

仕事にしたい。
色が好き。
色彩学を究めたい。
色のセンスを高めたい。
資格マニアだから。

いろいろあることでしょうね。

その理由によって、検定を選ぶと良いとBeltaは考えています。

まず、仕事にしたい人。
仕事に、検定は不要です。スキルを付けましょう。

と言いつつ、知識の確認と、仕事を依頼されやすさという点で、
検定は意味があります。

ただ、色の仕事はたくさんの種類があります。
色彩講師、パーソナルカラーアナリスト、カラーセラピストetc。

それによっても、若干違いますが、
A・F・Tの色彩検定がおすすめのように思えます。

色彩講師をされるなら、1級。
それ以外なら、3級。

色彩講師をされるのでしたら、
検定対策講座を開かれることもあるでしょう。

だから、1級まで。
それ以外の方は基礎を押さえる3級で十分。

色彩検定なら、基礎理論はもちろん、
ファッション等も取り上げられ、実務的な内容もあります。

学習するための参考書も豊富ですし、
また、PCCSのカラーカードが手に入りやすいこともあり、
色の講座をする際にも、利便性が高いのです。

他にもいろいろ理由はありますが、
まずは、A・F・Tが良いと思います。

その後、カラーコーディネーター検定等を
受験されると良いんじゃないかしら。
ところで!

色と仕事の関係、
検定試験の学習方法などを盛り込んだ本を
ただいま書いています。

春の試験までに、と思っていたのですが、
遅くなっちゃいました。

もうしばらくお待ちくださいね。

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