【大人の塗り絵】旬の桜餅＆みどりの桜もち（島根/三刀屋）

旬の桜餅です。

愛用の色鉛筆、トンボの色辞典で塗りました。

「桜餅」と聞いて、
あなたはどんな桜餅を思い浮かべますか？

日本には、
「桜餅」と呼ばれるお菓子は、
大きく、2種類あります。

一つは、この絵のように
クレープ状の皮であんこを包んで、
桜の葉でくるんだもの。

もう一つは、
道明寺粉を蒸したものであんこを包んで
桜の葉でくるんだもの。

前者は、関東、東北、山陰を中心に。
後者は、近畿、中部、北海道など。

不思議なことに、
文化の多くを関西に影響を受けている島根県なのに、
桜餅に限っては「関東」系なのです。

今では、「道明寺桜餅」という名前で、
島根のお店でも後者の桜餅を見ることができますが、
Beltaが子どものころは、前者のクレープ状のものばかりでした。

これもおいしいのよ～。

さて、島根県には桜餅で有名な和菓子屋さんがあります。
雲南市三刀屋町の「天満屋」さま。

天満屋さんの桜餅は、島根らしくクレープ状。
そして、色はピンクではなく緑色。

というのも雲南市三刀屋町には、
薄緑の花をつける「御衣黄（ぎょいこう）」という桜があります。
（右の写真は、Wikipediaさまからお借りしました）

その「御衣黄」をイメージしてできたのが、
「元祖　みどりの桜もち」なのです。

この桜もちがおいしいんですね～。
あんこも、皮も。

1個でとても満足感が高いのに、
なぜか2個目に手がのびる（笑）

御衣黄は、ソメイヨシノより開花時期が遅く、
4月中旬からが見頃です。

みどりの桜もちも5月中旬まで作られるそう。

これから見頃を迎える三刀屋の御衣黄。
花の下、お茶とみどりの桜もちのお花見も良いもんです。

＜天満屋データ＞
島根県雲南市三刀屋町三刀屋３１５
ホームページ
お花見のポイントがあります。
みどりの桜もちの注文もできます。
桜の開花状況発信中「今日の桜便り」

（in 大阪）

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