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構図について

7月 23rd, 2014 Posted in lesson & technic Tags:

昨日の塗り絵講座で、お客様から構図をほめられました。
この方は他の絵画教室にも通っていらっしゃる方。

実はこの方に限らず、Beltaは構図をほめられることが多いのです。
そこで、今日は構図についてシェア~♪
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© Belta(Mayumi Wakabayashi)

最初にお断りをしておきますね。

Beltaは美大も美術系の専門学校も出ておらず、
美術部ですらありませんでした。

東京で5日間の鉛筆画と5日間のガッシュを使った色作りを
勉強しただけです。

つまり構図についてのBeltaの考えは、自分で考えたものなので、
もしかすると絵の専門家から見るとおかしい可能性もあります。

ではではさらりと。

「構図」というものは、
「感性」「感覚」ではなく「思考」で扱えるもの、だとBeltaは思っています。

基本的な考え方は、

・つなげる

・変化を付ける

だと思っています。

使う要素としては

・形(図 地)

・線(ベクトル 方向と重み)

「図」の「地」というのは余白、スペースのことです。
この余白の形が変だと気持ち悪くなります。

ちょうどいい失敗例を大阪に置いてきているので、
お見せできなくて残念。

意識するのは、何を表現したいかです。

例えば

・動き

・迫力

・落ち着き

・リズム

など目的によって作る形が違ってきます。

単純な言い方をすれば、動きを出したいときは斜め、
落ち着きを出したいときは水平が効果的ですよね。

重要なポイント

説明をしないこと

これは構図に限らずですが、

絵を描くに当たって、「これは何か」とか「何に見えるか」
「どいういうものが含まれているのか」
などなど説明をしてしまいがちです。

でも、説明はおもしろくないのです。

どういうものなのかを全て説明する必要はなく、
それを表している「らしさ」を描けばOKです。

では上のモレスキンスケッチを例にすると、

複数の縦線(にんじん)
横線(文字)
曲線(円)

が含まれています。

余白の単調さ(左右対称形)を切るために、
文字列を入れました。

最高!の構図ではなくても、
退屈さは減ったと思います。

いつか構図についての本を出した~い。
その前にセミナーもいいな。

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大人のアート塗り絵の予定

【7月】

8日(火)13:00~15:00 カルチャーハウス香里ヶ丘(枚方)終了


9日(水)14:00~16:00 阿倍野市民学習センター(大阪)
終了

22日(火)19:00~21:00 アンネイ =An・nei=(松江)

29日(火)13:00~15:00 カルチャーハウス香里ヶ丘(枚方)

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