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【画材】ホルベイン メルツ液とメルツペン

5月 20th, 2023 Posted in colored pencils, holbein

画材をご紹介しますね。

ホルベインのメルツ液とメルツペンです。

どちらも同じ液で、
油性色鉛筆を溶かして水彩風の表現をするためのブレンダーです。

多くのメーカーは油性色鉛筆と水彩色鉛筆の2種類を販売しています。
ファーバーカステルなら、ポリクロモスとアルブレヒト=デューラーとか。

でもホルベインは油性のみ。

おそらくは(私の勝手な想像です)
メルツ液があるから、水彩色鉛筆は不要なのでしょう。

色鉛筆を溶かす手法は新しいものではなくて、
テレピン油やペトロールを使って溶かしていました。
私の印象では、アメリカの作家さんに多く見られるようです。

ただ、裏映りしたり、扱いが面倒だったり。

でも、メルツ液なら裏移りせずきれいにぼかすことができます。

ホルベイン色鉛筆だけでなく、
他メーカーの色鉛筆も溶かせるので、
比べてみました。

© Belta(Mayumi Wakabayashi)2023

リラは赤を持っていないため、ピンクで代用です。

ルミナンス6901、ヴァンゴッホ は比較的溶けにくいようです。
次にカリスマもやや溶けにくい感じ。

後は良く溶けました。

色によって違いがあると思いますので、あくまでも参考ですが。

メルツ液は筆で使い、
メルツペンは中の液がなくなったら、
メルツ液に浸しておけば、また使えます。

2022年にリニューアルされ、メルツペンは、
ブラシとマルペン、両方が使えるようになりました。
合わせてメルツ液もデザインがリニューアルされました。

私が持っているのは、リニューアル前のものなので、
若干デザインが違います。

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