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【テクニック】黄色で光りを表現する

9月 19th, 2019 Posted in color, yellow

昨日のランチのスケッチ、
ちょいと疲れていたので、今日になって解説です。


© Belta(Mayumi Wakabayashi)

実物より黄色を鮮やかにしています。

理由は、

おいしそうに見える
画面が明るく見える
透明感を出す

ためです。

元の画像がないので、わかりにくいかと思うのですが、
文字だけで説明をしてみますね。

色を全部入れ終えたら、
明るくしたいところに黄色を塗り重ねます。

このイラストの場合は、

スパークリングワインの底、前菜全て、
スープの左側、パスタところどころ、です。

薄く重ねるのではなく、
ぐいぐいと紙の目がつぶれるくらい重ねています。

生ハムのピンクにも重ねていますよ~。

ポイントは、重ねる前の色を濃く塗ること。

サーモンのオレンジ色も
生ハムのピンクも、
スープの色も、とっても強く塗っています。

強く塗っておくと黄色を強く重ねても、
ほとんど色が変わりません。

色が変わらず、明るさだけ増す感じになりますよ。

もちろん青系の色の上に黄色を重ねると
緑系の色になるか、濁るのでご注意です。

今回使ったのは、
ホルベインのダンディライオン145です。

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