BeltaのColored Pencil Gallery  色鉛筆ギャラリー

色鉛筆専門サイト。色鉛筆画とモレスキンスケッチ。色鉛筆と紙の情報も満載。
Home » colored pencils » holbein » 【色鉛筆】クロスハッチングに使う色

【色鉛筆】クロスハッチングに使う色

12月 13th, 2017 Posted in holbein, lesson & technic Tags:

最近、教室でもよくご紹介しているクロスハッチング。

太さ、間隔、色、などいろいろなアレンジありますが、
よく使っているのがこの細かいクロスハッチング。

© Belta(Mayumi Wakabayashi)

色の変化をつけながら背景を塗っています。

主に使っているのが、

ホルベインだと、

バイオレット、スカーレット、ビリジアン、
カナリーイエロー、マゼンタなど。

いずれも、白やグレーが入っていない清色(マットではない)です。

色は少し濁らせる方が深みが出るので、
複数の色を重ねます。

清色同士を重ねた色と、
マットな色を重ねた色だと、
清色同士の方がスキっとした感じになるのです。

いわば、透明なセロファンを重ねた感じです。

対して濁った色、特に白が入った色は不透明な感じ。
それが悪いわけでなく、ちゃんと使っています。

ただ、不透明な色をクロスハッチングで透明にするのは
とても難しいことなので、不用意に使わないよう心がけてはいます。

イエローオーカー、ローアンバー、バーントシェンナ、
ライトレッド、モスグリーンなどは濁りがあったり、マットな感じがする色ですね。

フォレストグリーン、ホーリーグリーン、
ロイヤルブルーは少し黒系の色が入っていて、濁った感じがします。

鮮やかな色が魅力的。
もう少し芯が硬いともっといいのになぁ。

最近「この本を見て、教室を知りました」とおっしゃるお客様が
何人かいらっしゃいました。

ありがたいことです。感謝。

Leave a Reply