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【ぬりえ彩色レッスン帖】 タルト & つなぐ色

1月 23rd, 2017 Posted in books, brown, color, ぬりえ彩色レッスン帖

寒いですね!
松江は大雪。

明日の教室、1つはお休みが決定。
後1つも難しいかも。

気を取り直して。

素敵なぬりえになる! ぬりえ彩色レッスン帖
のタルトを塗りました。

2017_01_23_tart_02_s

寒いので、あったかい気分になるように、
お花を添えて、テーブルクロスは春色の黄緑。
リンゴはカラメル色に。

さて、ここからは色の話し。

焼き菓子は、実物のお菓子を焼くイメージで、
生地の色からだんだん焼けていく色を重ねて塗ります。

なので、最初は山吹系の色から始め、
最後は茶色系、焦げ茶色系の色を塗ることになります。

このとき、焼け色順に、3色から4色の色があると
色を作りやすい上に、イメージをつかみやすくなるのです。

どういうことかというと、
2017_01_23_tart_04
この間の「つなぐ色」が欲しいのです。

たとえばホルベインの36色セットだと、
左の生地色としてマリーゴールド、
右の焼き色としてバーントシェンナが
使えます。

でも、間をつなぐ色がないのです。

ライトレッドでは、焼き色にしては赤過ぎる、
イエローオーカーではグレーが入っていて、少し鈍くなる
(使えなくはないですが)
オレンジでは、必要以上に鮮やか過ぎる、

だと思うのです。

生地色より焦げ色に近く、
焦げ色よりソフトな色で。

そこで、Beltaはポリクロモスのバーントオーカー(187)を
つなぐ色として使いました。

ホルベインや他のメーカーでも良い色があると思います。

他のものを塗るときも「つなぐ色」を意識してみてくださいね。
なめらかなグラデーションになると思います。

塗り方、下絵は、こちらの本をご利用ください。
素敵なぬりえになる! ぬりえ彩色レッスン帖

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