BeltaのColored Pencil Gallery  色鉛筆ギャラリー

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色鉛筆画の楽しみは、色を作ること

色鉛筆で絵を描くということは、
とりもなおさず、色を作ることだと思っています。

特に色を重ねる過程で生まれる色を見ることができるのは、
描く人の特権!

例えば昨日の睡蓮の背景。
2013_03_11_waterlily_01
スキャン画像ではわからないでしょうが、
なかなかきれいな色になりました。

何色重ねているでしょうか?

わからないですよね(笑)

答えは4色。
ところにより5色。

それから紙の色。

とすると多いところでは6色になりますね。

この組み合わせを考え、試すのが色鉛筆の面白いところ。

色を重ねると、彩度が落ち濁ってきます。
でも、上手に濁らせることで深みが出てくるのです。

目標は深くて透明感のある色作り。

もっとも、わずかな濁りが色を深めてくれるわけですが。

全体の調和を考えつつ、
おいしいお料理を味わうように、色を作っています。

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色鉛筆 塗り絵のワークショップ 教室、レッスンのスケジュールです。

【3月】
10日(日)10:00~17:00 大人のアート塗り(色鉛筆画)講師養成講座(大阪)

12日(火)12:30~14:30 カルチャーハウス香里ヶ丘(枚方)

13日(水)14:00~16:00 阿倍野市民学習センター(大阪)

19日(火)19:00~21:00(島根/松江)


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下絵について

3月 6th, 2013 Posted in brown, color, lesson & technic

いろいろ描いているのですが、
松江のスキャナーはぼやけるので、アップする楽しみがない(笑)

睡蓮もほぼできました。

背景に4日。色を作るのは時間と手間がかかります。

今日は少し違う話題を。

Beltaはいくつかパターンを変えた絵を描いています。

スケッチ、色鉛筆画、カラーデザイン。

スケッチと色鉛筆画の違いは、下絵の描き方、かな。

スケッチは、B4で直接下絵を描いています。

色鉛筆画は、鉛筆はほとんど使わず、です。
グラファイトの鉛筆と色鉛筆は相性が悪く、色鉛筆を濁らせてしまうから。

別の紙に描いたスケッチをトレースしたり、
色鉛筆でいきなり描いたりです。

↓は色鉛筆で直接描いています。
2013_03_02_oden_01_s

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色鉛筆 塗り絵のワークショップ 教室、レッスンのスケジュールです。
【2月】
6日(水)14:00~16:00(阿倍野市民学習センター)終了

10日(日)14:00~16:00(大阪事務所)ご一家でのご参加でした終了

12日(火)12:30~14:30 カルチャーハウス香里ヶ丘終了

16日(土)10:00~17:00 講師養成講座(大阪)終了

18日(月)19:00~21:00(松江 アンネイ)終了

【3月】
10日(日)10:00~17:00 大人のアート塗り(色鉛筆画)講師養成講座(大阪)

12日(火)12:30~14:30 カルチャーハウス香里ヶ丘(枚方)

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細く白い線をどう描くか

2月 28th, 2013 Posted in lesson & technic

↓の絵には細くて白い線をいくつか使っています。
ゼリーのハイライトです。
2013_02_20_terrine_03_s
© Belta(WAKABAYASHI Mayumi) Do not use this image without permission.

細くて白い線を描く方法としては、
ナイフで削る、ボールペンで描くなどの方法があります。

ナイフで削る方法は、
色を着ける前、または後、デザインナイフで紙を削ります。

ボールペンは、色を着ける前です。
出なくなったボールペンで細い線を描くか、
トレーシングペーパーなどを紙の上に置き、
白くしたい線の上をなぞるか。

いずれも、紙を凹ますことで細くて白い線を描きます。

上の絵は、紙を凹まさず塗り残す方法を取っています。

塗り残すのは、彫刻のような感覚で削るように色を着けていくわけですが、
狭い面積に複数の線を入れる場合、やや難しくなり、
予定本数より減ってしまうことがあります。

また慣れないと、線が太くなったり、太さが安定しなかったり。

おそらく一番細くて一定の太さを作ることができるのは、
デザインナイフを使う方法でしょう。

経験がないのでよくわかりませんが、
修正がしにくそうな印象があります。

もう一つの方法としては、
マスキングをする方法があります。

マスキング液、マスキングテープ、紙(もの)を使う方法など
いくつかありますね。

こちらは、あらかじめマスキングをする方法と、
マスキングをして消す方法の2種類。

さて、どれがいいのかな?

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【色鉛筆画】 三原色のチューリップ

色鉛筆のメモスケッチをGimpでコラージュしたものです。
3センチくらいの小さなチューリップです。

2013_02_08_tulip_01_s
© Belta(WAKABAYASHI Mayumi)  Do not use this image without permission.

全部で7種類のチューリップ。
どれも同じ3つの色で描いています。

500本以上色鉛筆もっていますが、
本当は3色でいいのかも(笑)

いえいえ、そうはいかないですよね。

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Beltaの仮説 色鉛筆画を変えたもの。それは「下書き」

11月 27th, 2012 Posted in lesson & technic

色鉛筆画はこの10年で大きく変わった。

とBeltaは考えています。

大きな流れとしては、

「ざらざらの紙に淡い色調で、ふんわり描く」

から、

「目の詰んだ紙に、きっちり塗り込む」へ。

もちろん違う方もいらっしゃいますが。

この流れを生んだものは、何か?

一つはアメリカの影響だと思います。

もう一つは、「下書き」をするようになったこと。

かつての色鉛筆の技法書を見ると、
色鉛筆は「鉛筆」の一種とばかりに、
下書きをせずに、いきなり紙に描いていました。

当然、不要な線が出るので、
消しゴムで消しやすいことが条件になってきます。

となると、ざらざらの紙にささっと描く、ことに。

これね↓

それが、きちんと下書きをすると、細かいところまで手が届く、
というか書き込めるようになります。

形のことはもう終わっていますので、
後は色、質感に集中できるわけですね。

下書きの方法は様々。

Beltaも下書き派。
形はきちんと取ってから、
色鉛筆で書き込みます。

「下書きが色鉛筆画を変えた」

かも?

Beltaの仮説ですけどね(笑)

フェイスブックに絵のページを作りました。
よろしければ覗いてみてください。

Belta-Mayumi Wakabayashi

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色鉛筆、キケンな瞬間

9月 4th, 2012 Posted in lesson & technic

物騒なタイトルですね(笑)

色鉛筆で絵を描くとき、
いくつかのキケンな瞬間、というものがあります。

「あ、やっちゃった」とガクッとする瞬間ですね。

頻発するのは、削ったばかりの色鉛筆が紙と接触するとき。

予想以上に強い力で紙にぶつかることがあります。

当然、色は濃くなりますし、
場合によっては尖らせた芯が少し砕けることも。

となると、そこだけ強い色となり、ムラの原因に。
できるだけむら無く塗りたいと思っているときに限って、多発します(笑)

ちょうどいい見本がなかったので、簡単に描いてみました。

対処法としては、

1.練り消しを尖らせて、ピンポイントで消す

2.周囲も同じくらいの濃さに塗り、目立たなくする

です。

今は問題なく対処していますが、
色鉛筆を使い始めたころは、
周囲を同じ濃さで塗っている最中にまたやったりして(笑)

全体が予定よりずいぶん濃くなったこともありました(笑)

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【スケッチ】 ペリシア、買っちゃった!

久しぶりに1本購入です。
三菱ペリシア 113 ゼラニウムレッド。
2012_08_03_mitsubishi pericia

おそらくは国産で一番高額な色鉛筆です。

ユニカラーとは相性が合わず、
「鉛筆と画材は違う」と思っていたのですが、
ペリシアに出会ってから三菱の印象が変わりました。

滑らかで、発色がきれい。
最後にペリシアをちょっと塗ると、グンと色に厚みが増します。

ホルベインが水彩絵の具的だとすると、ペリシアは油絵的。

学童用の色鉛筆に慣れた人は、
色鉛筆らしくないと感じるかもしれませんね。

愛用のポリクロモスと定価は同じなのに、
なぜかペリシアを買うときは、ドキドキします(笑)

これで4本になりました。

色鉛筆:ペリシア ポリクロモス カリスマカラー
紙:モレスキンスケッチブック
color pencil :   Polychromos  pericia karismacolor
paper : Moleskine sketchbook

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見本、下絵、塗り方テキスト付きです。

ワークショップに参加したことがなくても、
塗り方テキストを見ながら塗れば、
簡単に美しい作品に。

↓いくつか色を選んで買うつもり。ペリシア!

今日はイラスト講座(島根/松江)

7月 24th, 2012 Posted in lesson & technic

ご依頼をいただき、
簡単イラスト講座をいたします。

いつも描いているようなスケッチではなく、
マインドマップやお手紙に添えるとかわいい、
というイラストです。

Beltaの絵はクセがないので、
初めてこういうものを描く人のお手本には向いていると思います。

きれいなラインが描けると、
色を乗せてもきれいですし、
色鉛筆の扱いも上手になります。

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Stonehengeを使っています。

見本、下絵、塗り方テキスト付きです。

ワークショップに参加したことがなくても、
塗り方テキストを見ながら塗れば、
簡単に美しい作品に。
カラーショップ Belta

色鉛筆、上手になるコツ #3 色を作る

5月 8th, 2012 Posted in color, lesson & technic

というのがあれば、Beltaが知りたい(笑)
ですが、これまでのところで、気づいたこと。

形、構図、色を考えるというのは、
どの絵画も共通ですのでおいておき、
色鉛筆ならではの特徴というのは2つあると思っています。

その1つはストローク
次は、色を知る、でしたね。

今日は「色を知る」に関連した「色を作る」

Beltaの場合、単色で塗ることは、ほぼありません。
99%混色をします。
深みがまるで違いますからね。

問題はその色作り。

色鉛筆の色づくりは、パレットの上ではなく、
紙の上で塗り重ねます。

筆圧の違い、重ねる色の数、順番の違いで、
さまざまな色を作り出すことができるのです。

おそらくは、みなさんが想像している以上に。

しか~し!
重ねた後で、「こんな色になるとは!」と驚くこともしばしば。

慌てて、消し消しです。

それを防ぐには、

1.手元の試し書きの上で色を確かめてから、塗る
2.自分の色鉛筆が作り出す色を知っておく

そして、

3.「色」の成り立ちを知る

簡単にいうと、「色相環を理解する」です。
color_triangle_03
理解した上で、色を見分けられること、かな。

色相環を理解し、色を見分けられるようになると、

この色とこの色を混ぜると深みが出る
この組み合わせではさらに深みを出せる

が色を見ただけで、だいたいわかるようになります。

少なくとも、
「え、こんな色にするつもりはなかったのに」
という失敗はなくなります。

そうなると、わざわざ混色をして覚えなくても大丈夫。
使わない色を買う心配もナシ。

色に対する感性の鋭い人は、
「好きな色を塗ればいいのよ。色彩学なんて必要ないよ」と
おっしゃいます。それはその通り。

そして、感性に頼れない人(Beltaです)にとっては、
色彩の知識は非常に役立ちます。

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色鉛筆、上手になるコツ #2 色を知る

5月 7th, 2012 Posted in lesson & technic

というのがあれば、Beltaが知りたい(笑)
ですが、これまでのところで、気づいたこと。

形、構図、色を考えるというのは、
どの絵画も共通ですのでおいておき、
色鉛筆ならではの特徴というのは2つあると思っています。

その1つはストロークでしたね。

今日は「色を知る」

色鉛筆は混色(重ね塗り)で色を作ります。
Beltaの場合、99%、単色を使うことはありません。

だから、自分の色鉛筆がどういう発色をするか、
欲しい色はどの色とどの色で作るかを知っておく必要があります。

そこで色鉛筆を買ったら、
まず最初にやると良いのがカラーチャート作り。

本数が多くなると面倒くさい作業ですが、
これをやるとやらないでは、作業効率が全然違うんです。

ヴァンゴッホのようにちょっとしたカラーサンプルが
付いているものもありますが、
やはり自分の手で作ることをお勧めします。

しかも筆圧を変えて。

というのは、使うのは自分自身。

自分の筆圧でどんな色になるのかを知っておく方がいいんですよね。
できればよく使う紙でのチャート作りがベストでしょう。

こちらはホルベインのアーチスト36色セットのカラーチャート。
color_sample_36_02

新しいセットを買ったときは、
どんな発色をするかわからないので、
この色見本を見ながら色を選ぶわけです。

色鉛筆を使いながら経験で身につけることもできますが、
それでは時折失敗します(笑)

今、手持ちの色鉛筆は500本くらい。
そのうち、よく使うのは300色くらいかな。

その300本は、
色を見て、色名とブランドを当てることはできませんが、
どんな発色をするかは、ほぼ把握しています。

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