BeltaのColored Pencil Gallery  色鉛筆ギャラリー

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色鉛筆画に必要なもの

色鉛筆は、とても手軽な画材です。

Beltaが毎日のように絵を描くことができるのも
その手軽さのおかげ。

色鉛筆画に最小限必要なものは、
色鉛筆と紙ですものね。ほんと、手軽です。

その他いくつかのツールがあると
さらに描きやすくなります。

色鉛筆画を始めるに当たって、
用意すると良いツールをご紹介しますね。

一つ一つのアイテムの紹介は、後ほど。
今日は全体をざくっと。

必須は★三つ。
あった方がいいものは★二つ。
無くてもなんとかOKのものは★一つ。

色鉛筆★★★
当然ですが、色鉛筆が必要です。

色鉛筆は大きく分けて2種類あります。
「油彩」と「水彩」です。

水彩は、描いた後、水を含ませた筆でなどると、
水に溶け、水彩画のような表現ができます。

油彩は、テレピン油やメルツ液で溶かすことができます。

日本、海外ともにいくつかのメーカーがあり、
ブランドもさまざま。

価格は1本100円から500円くらい。
柔らかい芯から硬い芯まで。

どちらがいいかではなく、好みの問題。

Beltaが今使っているのは、
ポリクロモス、色辞典、カリスマカラー、
ダーウェントアーチスト、ホルベインアーチスト、
(以上油性)
アルブレヒデューラー、クラシカラー、ベロール水彩(以上水彩)

セットで買う場合、
買い足しをする気がなければ36色は必要。

買い足しをしていくなら、24色でOK。

<参考記事 色鉛筆画家と色鉛筆>
artist & colored pencils 色鉛筆画家たちの色鉛筆 生田貴子先生
artist & colored pencils 色鉛筆画家たちの色鉛筆 河合ひとみ先生
artist & colored pencils 色鉛筆画家たちの色鉛筆 原田シンジ先生

紙★★★
紙の種類はさまざまです。

一般的には、水彩画用の紙が使われています。

基本的にややざらっとした紙が使われますが、
最近ではKMKケントのようなつるっとした紙を使う方も
多いようです。

Beltaがよく使っている紙は、
muse アルベール、
KMKケント200
コットマン細目
PMパッド
マルマン絵手紙用ポストカード
です。

その他、
マーメイド、
キャンソンなども。
こちらは主に水彩色鉛筆用。

気になっているのは
ボタニカルアート用のケント紙とリペルペーパー。
ボタニカルアート用のケント紙は目が詰んでいて、発色よさそう。
リペルペーパーは、注文しちゃいました。
もうすぐ届くので使用感アップしますね。

リペルペーパー厚口 八切(394×265mm)

ミューズ KMKケントブロック #200(厚口) A4 KL-5744

鉛筆削り★★★
やはり必要です。
カッターナイフで削っていますが、
鉛筆削りがあった方が便利だと思います。

鉛筆削りで削ると、ざくざく削れてしまうのが難点なんだけど。
ポリクロモス高いので、ちょっとずつ削りたい(笑)

欲しいのはこれ。
ELM-168 手動鉛筆削り器(メタルボディ )【送料無料】

エルム・ウェブショップ

【2010/11/07追記】
電池式のシャープナーを購入しました。
electric sharpener 電動シャープナーを購入しました。

<参考記事>
sharpener 鉛筆削り
sharpener Faber Castell 鉛筆削り ファーバーカステル

消しゴム★★★
なくても良さそうですが、
あるとやっぱり便利。

使っているのは2種類。
細いものと、練り消しゴム。

この2つはとってもすぐれもの。
練り消しゴムは、かすは出ない、
自由な大きさにすることができると、良いことだらけ。

細目の消しゴムは、はみ出したところを、すきっと消すのに欠かせません。

興味があるのが電動消しゴム。

羽根箒 or 製図用ブラシ★★★
柔らかい芯の色鉛筆は、
描いているとダマというか削りクズというか、粉がでます。
手で払うと紙が汚れるので、羽根箒を使います。

ホルベインユーザーには必需品ではないかしら。

エンオーク
メール便対応でしたので、送料もお得でした。

【2010/11/11 追記】
Ann
「ブラシ持ってないの?」にいたく反省。
羽箒ではなく、製図用のブラシを買いました
美しい絵には必需品です。★3つに昇格

綿棒★★
色鉛筆を滑らかに伸ばすのにあると便利。
ドラッグストアで安売りを買っています。

フィキサチーフ★★
定着液。
色鉛筆画は粒子が紙にくっついている状態です。
他のものとこすれると落ちてしまいますので、
色落ちしないよう、固定するためのものです。

トレーシングペーパー★★
下絵をトレースしたり、
作品を保護するカバーにしたり。

エクステンダー★★
短くなった色鉛筆、最後まで使いたい。
色鉛筆は、軸の太さがさまざまです。
太めのものは、普通の鉛筆用のエクステンダーに
入らないものもあるので要注意。

台、イーゼルなど★
肩こりさんにはあった方がいいでしょう。

カリグラフィ用の台を使っています。

【カリグラフィーの特殊な用具】傾斜台

カリグラフィー・ショップ

<参考記事>
絵を描く環境

マスキングテープ★
カリグラフィ用の台に紙を貼ったり、
トレースする際にトレーシングペーパーを止めたりと、
何かと便利です。

カメラ★
何日もかかる場合、モデルを写真に撮っておきます。

クロッキー用紙★
どんな紙でもいいのですが、
構図を決めたり、下絵を考えてたりする際、
使います。

一つ一つのアイテムは、
これから詳しくご紹介していきますね。

お楽しみに♪

comparison color pencil  色鉛筆による比較

同じ紙、同じ形で色鉛筆による違いを比べます。

<ややざらざら系 黄色っぽい紙>

◆無印良品 12色セットです。
muji 12colors

◆トンボ 色辞典
irojiten

◆ダーウェント アーチスト
derwent

<ケント紙>
◆ベロール(現サンフォード) カリスマカラー
Berol

◆トンボ 色辞典
irojiten

ダーウェントの渋さ、
ベロールの華やぎ、
色辞典のレッドの輝き。

それぞれ個性的ですね。

derwent ヨーロッパの味わい?ダーウェント。

7月 21st, 2010 Posted in color, colored pencils, derwent, green, model, red, vegetable Tags: ,

ダーウェント アーチストで描いたトマトです。

(色鉛筆 : ダーウェント アーチスト  紙 : museのアラベール)

ダーウェント アーチストは、かなり固い印象の色鉛筆。
ベロール(現サンフォード)好みとしては、
買ってはみたものの、
『固すぎる…』と多少の不安がよぎります。

ケント紙に乗せるてみると案の定、
つるつる滑る上、色づきがとても薄く、
「しまった」です。

ところが、
アルベールのような少しざらざら系紙に変えたら、、
これがなかなかいいんですね~。

固くて薄付きの分、逆にムラなく塗れ、
色を重ねることで深みも出ます。
上のトマトがそうです。

重ねた色の下の色が微妙に影響して、
味わいを出してくれます。

色もヨーロッパ風とでもいいましょうか。
鮮やかではありませんが、渋くて良い色です。

黄みを帯びた紙に描くと、
古い書物や図鑑のような雰囲気になりそう。
尖らせて地図を描くのもいいな。

スノーマンも、ピーターラビットも、
ダーウェントで描かれたと言います。

気に入りました。

<ダーウェント アーチスト>
故郷 : イギリス 湖水地方

軸 : 8mm

芯 : 4mm 太芯です

堅さ : 硬質

色数 : 120色

色の特徴 : 渋く抑えた色調
自然を描くのに向いていそう。

紙との相性 :
○ ちょっとざらざら系の紙(アラベール、コットマン細目)
× つるつる系の紙(ケント紙)
ケント紙には色が乗らず、苦労します。

紙が仕上がりに大きく影響しそうな色鉛筆です。

注意点 :
軸の後ろの色と、芯の色と大きく違うことがあります。
試し書きで色を確認してから使うか、
カラーチャートを作っておく方が良いでしょう。

ダーウェントと言えば、欲しい色鉛筆がもう一つ。
ドローイングセットです。
セピア系の色ばかり集めたものです。
これはいつか手にいれるつもり。

cucumber きゅうり ①

7月 18th, 2010 Posted in color, colored pencils, cotman, green, holbein, model, paper, vegetable Tags:


(クリックすると拡大します)

旬のきゅうりです。
まだ途中。

生田貴子先生風の絵にしようと描き始めたのですが、
道は遠いかな?

色鉛筆はホルベイン アーチスト。
紙はコットマンの細目。

今、紙をいろいろと試しているところ。
ホルベインを使ったのは、
たまたま使いたい色が手持ちの色鉛筆の中で、
ポリクロモスではなく、ホルベインにあったから。

結果的に、これも生田貴子先生の組み合わせとなりました。

コットマンとホルベインの相性は良さそうに感じます。

【関連記事】
artist & colored pencils 色鉛筆画家たちの色鉛筆 生田貴子先生

flickr始めました。
blue_belta’s photostream
絵をスライドショーで楽しむことができます。

Polychromos ポリクロモスと紙

ポリクロモスを手に入れたので、実験しました。

PM PADとケント紙での比較です。

まず三原色。

PM PADは、ややざらざらしているので、
乗りやすい。
反面エッジがぼやけます。

ケント紙はツルツルですので、
滑る感じがしますが、エッジが鋭い。

黄緑を付け加えたのは、
ポリクロモスのライトグリーンは色が乗りにくいから。

PMPADでも滑る感じ。

一般的に明度の高い色は、
ワックス(油?)成分が多く、
色は乗りにくいですね。

次に混色。

消え方。
トンボの細身の消しゴムMONOと
練り消しゴムの比較です。

ざらざらのPMPADの方が描きやすい。
ケント紙はノリが悪い反面、エッジがきれいに出ます。

PMパッドホワイト B5

コミック画材通販 Tools楽天shop

セントラル画材オンラインショップ
ミューズ KMKケントブロック #200(厚口) A4 KL-5744

Polychromos 36color chart ポリクロモス36色 カラーチャート

ポリクロモス 36色セットのカラーチャートです。

(クリックすると拡大し、鮮明になります)

手書きの文字は、
セット以外、手持ちの色鉛筆です。

念願だったポリクロモス。
120色欲しいけれど、まずはこの36色を使いこなそう。
これだけあれば、たくさんの色が作れるから。

Polychromos  ポリクロモスがやってきた

6月 24th, 2010 Posted in colored pencils, FaberCastell, Polychromos

念願のポリクロモスが、やってきました。

まずは、36色です。

これから適宜、欲しい色を買い足していく予定です。

ポリクロモスには興味が無かったのですが、
たまたま持っていたオリエンタルブルーの描き心地の良さに、
価値を再認識しました。

際だった個性はないように思いますが、
その分、たくさんの方に合いやすい色鉛筆です。

塗りつぶし、混色、細かいところの描写、
どのシーンにも平均して強い色鉛筆です。

色鉛筆を選ぶ際、
もっと柔らかめがいい、もっと硬めがいいという
基準になりそうな色鉛筆だと思います。

有名な色鉛筆画家としては、
河合ひとみ先生が使ってらっしゃいますね。

36色の色構成は下記の通り。
後ほど、色見本をアップします。

<イエロー>
クリーム
グレージングライトイエロー
カドミウムイエロー
ダーククロームイエ ロー
<オレンジ>
カドミウムオレンジ
ダークカドミウムオレンジ
<レッド>
ペールゼラニウムレーキ
ディープスカーレットレッド
ミドルカド ミウムレッド
ダークレッド
<パープル>
マゼンタ
ローズカーマイン
ミドルパープルピンク
モーブ
ダークイン ディゴ
ヘリオブルーレディッシュ
<ブルー>
ウルトラマリン
ライトウルトラマリン
フタロブルー
コバルトターコイズ
<グリーン>
コ バルトグリーン
ダークフタローグリーン
エメラルドグリーンライトグリーン
ライトグリーン
リーフグ リーン
アーズイエローグリーン
<ブラウン>
ポンピアンレッド
ベネシャンレッド
バーントオーカー
ダークネイプルスオーカー
ロー アンバー
ウォルナッツブラウン
<無彩色>
ホワイト
ウォームグレーⅤ
ウォームグレーⅡ
ブラック

artist & colored pencils 色鉛筆画家たちの色鉛筆 生田貴子先生

6月 18th, 2010 Posted in books, colored pencils, holbein

色鉛筆選びのご参考に。
著名なアーティストの方の使用色鉛筆です。

今日は生田貴子先生
この先生も精密画ですね。

生田先生がお使いの色鉛筆は、
ホルベイン アーチスト。

上の本は全編アーチストを使っていらっしゃいます。

◆ホルベイン アーチスト
12色 24色 36色 50色 100色 150色
150色あるのがうれしい。

日本のメーカーらしく、
ニュアンスのある色が多く、
日本の四季を描くのに良さそうです。

芯は軟質。
人によっては細い線が描けないとおっしゃる方もいるくらい。
描けなくはないのですが。

発色もよく、重ね塗りもOK。
国産のせいか、お値段も手頃。
1本200円くらい。

油性色鉛筆のみで、水彩色鉛筆はありませんが、
描き上がった絵をメルツ液をつけた筆でなぞると、
色鉛筆が溶けて、水彩画のような表現ができます。

メルツ液は以前最近は使っていないので、
画像がありませんが、
とてもよく溶けて気分が良かったことを覚えています。

メルツ液を知ってから、
水彩色鉛筆を買わなくなりました。

比較的新しいブランドですが、
(Beltaの第一次色鉛筆ブームのときはまだありませんでした)
高い評価を得ています。

いつか150色を手に入れようともくろんでいます。

ホルベインのサイト
ホルベインの色見本

12色

24色

36色

50色

100色

150色

メルツ液

artist & colored pencils 色鉛筆画家たちの色鉛筆 河合ひとみ先生

6月 17th, 2010 Posted in books, colored pencils, FaberCastell, irojiten, Polychromos

色鉛筆選びのご参考に。
著名なアーティストの方の使用色鉛筆です。

今日は河合ひとみ先生

このところ、出版ラッシュの河合ひとみ先生。
精密画でありながら、どことなくかわいらしい感じが、
とても人気ですね。

河合先生が使っていらっしゃる色鉛筆は、
ファーバーカステルのポリクロモスと
トンボの色辞典です。

どの本でも、この2つを使っていらっしゃるので、
きっとご本人もお使いなのでしょう。

メインがポリクロモスで、
ポリクロモスにない微妙なニュアンスの色は、
色辞典で、という感じです。

◆ファーバーカステルのポリクロモス
120色 60色 36色 24色 12色

もう、定番中の定番と言っていい色鉛筆でしょう。

固すぎず、柔らかすぎず。
発色もきれい。
耐光性もすぐれています。

定価が1本300円くらいですので、
なかなか手がでにくく、敬遠していましたが、
やはりイイモノはイイ。

色の力強さや、ノリの良さ、
使ってみると実感できます。
塗りつぶしもできますし、細かい線も描けます。

Beltaも使っていますが、
物足りなく感じるくらいバランスが良い色鉛筆です。

色鉛筆初心者で、色鉛筆選びに迷われたら、
使ってみてください。
ハズレはないと思います。

カラーチャートは、画材販売.jpさんがきれい。

ファーバーカステル社のサイト

◆トンボの色辞典
30色 3セット

やや硬めの芯ですが、
個人的には気に入っている色鉛筆です。

日本人好みのニュアンスのある色が豊富です。
特にグリーンやピンクの品揃えは、
日本の風景を描くのにぴったり。

ブルーや茶色、グレーは
もう少し色がそろっているといいいな。

トンボの色辞典のサイト

河合ひとみ先生の本の一覧

artist & colored pencils 色鉛筆画家たちの色鉛筆 原田シンジ先生

6月 16th, 2010 Posted in books, colored pencils, mitsubishi

色鉛筆選びのご参考に。
著名なアーティストの方の使用色鉛筆です。

今日は原田シンジ先生

使っていらっしゃる色鉛筆は、
三菱色鉛筆 ポリカラー。
12色、24色、36色のセットがあります。

やや硬めの芯で、
お値段的にも決して高価ではありません。

ごく普通の色鉛筆であの絵が生まれるとは、
正直、びっくりしました。

創作の机の上には、たくさんの色鉛筆がありますが、
写真では判別できませんでした。

ただ、教室の生徒さんも使っていらっしゃいますので、
きっとそうなのでしょうね。
教室の様子はこちら

出典はこの本。

ちなみに、フェリシモの500色の色鉛筆も購入されてらっしゃいます。
使わず、眺めて癒されらっしゃるようです。
写真はこちら。

色鉛筆 三菱 ポリカラー 12色セット

色鉛筆 三菱 ポリカラー 12色セット

色鉛筆 三菱 ポリカラー 12色セット

価格:997円(税込、送料別)

色鉛筆 三菱 ポリカラー 24色セット

色鉛筆 三菱 ポリカラー 24色セット

色鉛筆 三菱 ポリカラー 24色セット

価格:1,890円(税込、送料別)

色鉛筆 三菱 ポリカラー 36色セット

色鉛筆 三菱 ポリカラー 36色セット

価格:2,835円(税込、送料別)

色鉛筆 三菱 ポリカラー 36色セット

色鉛筆 三菱 ポリカラー 36色セット

色鉛筆 三菱 ポリカラー 36色セット

価格:2,835円(税込、送料別)

ゆめ画材

明日は河合ひとみ先生。