BeltaのColored Pencil Gallery  色鉛筆ギャラリー

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プリズマカラーがカリスマカラーへ。

10月 6th, 2010 Posted in berol&sanford, colored pencils

ニュースとしては少し古いのですが、
今年(210年)
サンフォードのプリズマカラーがカリスマカラーへ
変更になりました。

しばらくは画材屋さんの店頭にも
プリズマカラーが並んでいましたが、
やっとカリスマカラーへと変わってきましたね。

品質は同じですが、
パッケージとデザインに少し変更があったようです。

プリズマカラーのパッケージ

カリスマカラーのパッケージ

120色が廃止されたそうで、
120色を手に入れるには、
48色セット+72色セットの2セットを購入します。

48色と72色のセットは全て違う色だそうです。

これはちょっと驚き。

購入の際、欲しい色が
どちらにあるか気を付けないといけないですね。

新しいパッケージは、三面鏡のように開き、
立てて使うことができるようです。

上部には仕切りがあり、
消しゴムやクリップなどを置くこともできます。
詳しいことは、画材ショップカワチ カリスマカラー をご覧ください。
画像付きで説明があります。

カリスマカラーは、
Beltaに色鉛筆の可能性を教えてくれた色鉛筆。
深みのある表現に「油絵の具みたい」と思いました。

ベロール時代のカリスマカラーはデザインもステキで、今も宝物。
ゆっくり使っていきます。

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色鉛筆6種類の芯の硬さ 硬軟比較

手持ちの色鉛筆の芯の硬さを比較しました。

スカーレット系の色での比較です。
スカーレットを持っていないブランドもあり、
ホルベインアーチストはカーマイン、
ポリクロモスはディープスカーレット、
色辞典はチェリーレッドを使用しました。


↑クリックすると拡大します。

※注意
カリスマカラーは、2010年7月にプリズマカラーからカリスマカラーに
(また)変更になりました。
現行カリスマカラーは持っていませんので、
カリスマカラーと同品質の
ベロールカリスマカラーとプリズマカラーでの比較です。

—————————–

柔らかい芯の代表の
カリスマカラーとホルベインの違いは、

カリスマカラー : ねっとりオイルパステルのような柔らかさ
ホルベインアーチスト : さらさらソフトパステルのような柔らかさ

カリスマカラーは塗っている最中に、
芯が粉状になることはありません。
削ると芯はかたまりでくるんと丸くなります。
粘度が高い感じです。

ホルベインアーチストは、粉が出ます。
削ると芯は粉になります。
粉を固めた感じがします。

粉が出るという点ではヴァン・ゴッホも出ます。

文字をシャープに描くには、硬い方が描きやすく
ポリクロモス、色辞典、ダーウェントが描きやく感じました。

ダーウェントの72色には、属にいう「真っ赤」がありません。
どの「赤系」の色も少しだけ濁りが加わった落ち着いた色です。

柔らかいから良い、硬いから描きにくいのでないと思います。
Beltaは超柔らかいカリスマカラーも
硬いダーウェントのアーチストも大好きで、
どちらも使っています。

使い分けはしていて、
それぞれ色の特徴も考えに入れて、
レトロな雰囲気や細かいものを描く時はダーウェント、
絵画的で厚く色を重ねたいときはカリスマカラー、
という感じです。

Beltaの使用感ですので、絶対的なものではありませんが、
色鉛筆選びのご参考までに。

【参考記事】
色鉛筆が買えるお店
色鉛筆画に必要なもの

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色鉛筆が買えるお店

もう一つのブログの記事ですが、こちらにもアップ。

色鉛筆は手軽な画材ですが、
地方に住んでいると大きな画材屋さんもなく、
なかなか購入することができません。

Beltaがよく覗いているネットショップをご紹介しますね。

世界堂オンラインショップ
新宿に本店があります。
おそらく日本で一番大きな画材屋さんです。
ネットショップもされていて、品揃えは充実しています。
色鉛筆は定価の2割引です。

・ポリクロモス
・ホルベインアーチスト
・カリスマカラー、
・ヴァン・ゴッホ
・色辞典
・三菱ユニ
・三菱アーテレーズ
・三菱ペリシア
など、セットも単色も購入できます。
5,250円以上で送料無料。

ゆめ画材
画材が豊富に揃っています。
楽天にも出店されているので、楽天の利用者はそちらが便利です。

・ファーバーカステル
・ステッドラー
・ホルベイン
・カランダッシュ
・ダーウェント
・ヴァン・ゴッホ
・三菱ユニ
・トンボ 色辞典
・カリスマカラー

単色があるものもあれば、セットのみのものもあります。
ダーウェントの取り扱いがあります。

楽天店 ゆめ画材

9999円以上で送料無料。

画材ショップカワチ
大阪心斎橋にある画材ショップです。
リアルのお店は、ポリクロモス、カリスマカラー、ホルベインアーチストの
単色がありますので、色をチェックすることもできます。
Beltaも時々出没しています。

楽天店もあります。

・ホルベイン アーチスト
・カリスマカラー
・三菱鉛筆 ペリシア
・トンボ色辞典
・カランダッシュ パブロ
・ポリクロモス

カランダッシュのパブロは、心斎橋の本店にも単色があります。
やわらかいパステル色鉛筆の描き心地を試せます。
いつか買うつもり。

楽天店 画材ショップ カワチ
10,500円以上送料無料

額縁画材の通販王国ガレリアレイノ
お店の名前が覚えられない(笑)
というのは冗談ですが、渋い品揃えのお店です。

・ポリクロモス
・ダーウェント アーチスト
・ダーウェント ソフト
・ホルベインアーチスト(単色のみ)

変わり種としては、ダーウェントのドローイングペンシルもあります。
ドローイングペンシルは、
セピアのバリエーションがとても多くて、味わいのある絵が描けそうです。
これはいつか欲しいと思っている色鉛筆です。

Beltaが愛用しているペンシルホルダー
こちらで買いました。

ダーウェント ペンシルホルダー

ダーウェント ペンシルホルダー

価格:1,699円(税込、送料別)

ダーウェントユーザーとしては、
ダーウェントに力を入れている(?)のがおもしろい。
リアルのお店は、広島県福山市にあるそうです。

9999円以上で送料無料。

マルニ画材
いつかは使ってみたい
カランダッシュ ルミナンス6901(定価 1本500円!)
の取り扱いがあります。

単色の取り扱いがありますので、
三原色を買ってみようと思っています。

10,500円以上送料無料
   
  
<番外編 リアルのお店>
Beltaが出没しているリアルの画材屋さんをご紹介します。

・大阪
画材ショップ カワチ
心斎橋に本店があり、こちらにちょこちょこと出没中。
色鉛筆コーナーで真剣に色を見ているか、
紙のコーナーで、紙を触っている人がいたら、
Beltaかもしれません。
大阪市中央区心斎橋筋1-8-1

梅田ロフト
品揃えはそんなにすごくはないのですが、
ダーウェントのドローイングペンシルの単色や、
メタリック色鉛筆の単色があります。
レアなものが多いのが特徴。
大阪市北区茶屋町16−7

・神戸
ユザワヤ
神戸へ行くと必ずと言っていいほど、覗きます。
布地もたくさんあってワンダーランドです。
神戸市中央区三宮町1-3-26

・松江
パピロ21
文具屋さんですが、画材も少々。
色辞典の単色売りがあります。
ついでに万年筆で目と心の保養です。
松江市白潟本町21番地

アート柳屋
松江の老舗の画材屋さん。
パピロ21の近くですので、一緒に行っちゃいます。
松江市天神町134

中央画材
細い階段を上がっていくと、そこは画材屋さん。
松江市南田町238

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色鉛筆は尖らせて。

9月 10th, 2010 Posted in colored pencils, sharpener, tool

りんご、完成しましたが今日はこちらのお話。

昨日届いたばかりのヴァン・ゴッホ。

すぐにでも使いたいところですが、
その前にやることがあります。

それは芯を削ること。

出荷されたばかりの色鉛筆の削り方は、
芯が見えているだけの申し訳程度です。

これを絵が描けるように削って尖らせます。

なぜ芯を尖らせるか、
一番の理由は描きたいところに芯を届かせることができるから。

こちらを見てくださいね。
色鉛筆の芯は、普通の鉛筆に比べると太いのです。
そのため、芯が丸くなっていると、こんなことが起きるのです。

色鉛筆は、描きたいところの手前に色が付く、
という経験をお持ちの方、たぶんいるんじゃないかしら。

芯が丸いから起きることですね。

「色鉛筆は尖っていると折れやすいのでは?」

それは子どもの頃のお話。

筆圧調整がまだあまり上手ではない子どもは、
芯を尖らせると折りやすいのは確かです。

大人はそんなことはありません。

色鉛筆で絵を描く場合、芯は尖らせた方が描きやすい、
と思います。

尖っていると、折っちゃいけないという意識も働き、
筆圧が軽くなり、薄く塗ることにもつながります。

色鉛筆の芯は尖らせます。

さて、ヴァン・ゴッホ、取り急ぎ使う分だけでも削るとしましょう。

【関連記事】
sharpener Faber Castell 鉛筆削り ファーバーカステル
sharpener 鉛筆削り

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欲しいと思っている評判のいい鉛筆削り。
・エルム

ELM-168 手動鉛筆削り器(メタルボディ )【送料無料】

エルム・ウェブショップ

ヴァン・ゴッホ 受けとりました!

9月 9th, 2010 Posted in colored pencils, van gogh

もう一つのブログの記事ですが、
こちらにも転載しておきます。

先日購入したファン・ゴッホ色鉛筆
先ほど、受けとりました。
36色です。

さっそく、チェック。
ポリクロモスより柔らかく、ホルベインより硬い、
感じです。

発色は鮮やか、滑らかですので、
面の塗りにもぴったりです。

ヴァン・ゴッホの特徴は耐光性。
美術館の照明の下で
100年褪色しない色、25年褪色しない色がそろっています。

これで描けば、Beltaの絵が美術館に飾られても大丈夫(笑)

描いた絵の方はまた後ほどアップしますね。
取り急ぎ、届いたことご報告です。

セット内容の色と番号のしおりのようなものが付属しています。

色鉛筆の下に敷きます。

こうすると、使った色鉛筆を元の並び順に戻すのが簡単ですね。

名入れもしていただきました。

◆ヴァン・ゴッホ(オランダ)
ごく普通の描きやすい色鉛筆という印象です。
これもオールマイティ系だと思います。
すぐれた耐光性が特徴。

全60色 定価1本210円

36色で、名入れをしてもらって3780円です。
+送料500円

お買い得だと思います。

(in 大阪)

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色鉛筆情報&買っちゃいました。

9月 8th, 2010 Posted in colored pencils

もう一つのブログの記事です。
関係があるので、こちらにも転載しますね。
    
   
   
「色鉛筆を買いたいけれど、お値段が高い」
「どこで買ったらいいか、わからない」

というお声をいただきます。

Beltaが使っている色鉛筆だけの情報ですが、
取り急ぎアップしますね。
画像は楽天のお店からお借りしました。
クリックするとお店のページにジャンプします。

Beltaが使っているものは、

◆ファーバーカステル ポリクロモス(ドイツ)

硬さは中くらい。
発色がよく、細い線も描けるし、広い面積も塗れます。
クセがないと言ってもいいでしょう。
プロも使っています。
たいていの画材屋さんには置いてあると思います。

全120色 1本315円(定価)
36色にいくらか買い足して使っています。


◆サンフォード カリスマカラー(アメリカ)

以前はプリズマカラーと言っていました。
お店によってはまだプリズマカラーがあるかもしれません。
品質は同じです。

とても柔らかく、べったり、という感じで紙につきます。
広い面積やべた塗りもOK。
色鮮やかで、耐光性にもすぐれ、プロのイラストレーターにも人気。

メーカーは消しゴムで消えると言っていますが、
紙にべったり着くので、キレイには消せません。

また、ざらざらの紙には乗りやすい反面、
紙の白いところが残りやすく、ムラになりがち。

大きな画材屋さんにはありますが、
もともと削って出荷していないので、
サンプルはないかもしれません。

全120色 1本241円(定価)

油性24色、水彩24色に買い足して使っています。

◆トンボ 色辞典(日本)
やや硬めの芯ですが、のびがよく混色もできます。
ニュアンスのある色が多く、長らく愛用しています。

文房具屋さんにも置いてあるポピュラーな色鉛筆です。
松江ではパピロ21さん。単色もあります。

全90色(30色×3セット) 定価1本105円

全セット持っています。

◆ ホルベイン アーチスト(日本)
柔らかい芯で、のびがとてもいい。
発色も鮮やか。
とても柔らかいので、塗り絵には向いていると思います。
細密画を描く時は、ポリクロモスと併用しています。
細かい所はポリクロモスに任せます。

画材屋さんならあると思います。
松江では見たことがないですね。
全150色 1本210円

基本色を揃えています。

以上の4つがBeltaの定番です。
最近は耐光性を考えて、ポリクロモスをメインに使っています。

他にダーウェントのアーチストも72色持っています。

どれか一つ、と言われたら、
「ポリクロモス」を選びます。

ポリクロモスはオールマイティ。
細かいところも、面積も塗れる、耐光性もあり、消しゴムでも消せる。
初心者にも使いやすいと思います。

微妙な影をピンポイントで入れてぼかす、
というBeltaの描き方にはぴったり。

ただ、ちょっとお値段が張るのが痛いところ。

その他の色鉛筆は個性が豊か。
ご自分のスタイルと個性がマッチするものが見つかれば、
それが良いと思います。
(Beltaとカリスマカラーのように。カリスマカラー好き♪)

で、

昨日、ワークショップ用にもう1セット買っちゃいました。

◆ヴァン・ゴッホ(オランダ)
ごく普通の描きやすい色鉛筆という印象です。
これもオールマイティ系だと思います。
すぐれた耐光性が特徴。

全60色 定価1本210円

このヴァン・ゴッホ、
実はいま半額セールをしているお店がたくさんあるのです。
そこで36色セットを購入しちゃいました。

36色で、名入れをしてもらって3780円です。
+送料500円

これはお得だと思います。

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色鉛筆 何を選ぶか。

8月 23rd, 2010 Posted in colored pencils

メーカー、ブランド、たくさんあってどれを選んでいいか
悩ましいのが色鉛筆。

ワークショップでも、
「どれを買ったらいいか、わからない」
というお声を聞きます。

選び方について、
「これ!」という決め手はありません。

セットで買われるとしたら好みの硬さ柔らかさのもので、
色数は36色以上50色くらい(初心者の場合、多すぎても色選びに悩みます)で
予算内で、単色買いができるもの。

そして、買ったなら、使うこと。

しっかり削って、がんがん使ってみることですね。
で、「この色鉛筆、好きだなぁ」と言うこと(笑)

買った時の状態より、削って出てくる芯の方が、
滑らかで良い発色ということも多いのです。

それから、紙も変えてみて。
紙によって発色、描き心地が随分違うものなんです。

使ってみて、色を重ねてみて、
もし、何かが違うと思われたら、他の色鉛筆を単色で買って、
手持ちのものと比べてみます。

もし、新しく購入した方が好みならば、
次に描く絵のメインとなる色を1色買い足し、
他の色は手持ちのもので。

という感じでしょうか。

もし、セットで買った色鉛筆が、
やっぱり合わなかった、ときは潔く人にあげるか、
オークションに出しましょう。

最初の買い物で、完璧にすまそうってこだわらず、
おおらかに。

色鉛筆は楽しむための道具ですもの、
気楽にね。

【参考記事】
色鉛筆メーカーサイト
How many ?何色セットを買ったらいいですか?色鉛筆の買い方。

Flickrも覗いてみてくださいね。
これまでの絵をスライドショーで見ることができます。

色鉛筆メーカーサイト

たくさんあるものですね。

ドイツ
◆ファーバーカステル
http://www.faber-castell.de/36880/Startpage/fcv2_start.aspx(公式サイト)
http://www.faber-castell.jp/(日本)

◆ステッドラー
http://www.staedtler.de/Homepage.Staedtler?ActiveID=1041(公式サイト)
http://www.staedtler.co.jp/(日本)

◆スタビロ
http://www.stabilo.com/index_fl.php(公式サイト)
http://www.stabilo.jp/(日本)

◆リラ
http://www.lyra.de/(公式サイト)
http://www.kaigaijimuki.co.jp/(日本)

アメリカ
プリズマカラー(現在はカリスマカラーになりました)
http://www.prismacolor.com/ (公式サイト)
日本語サイトはなさそうです。

スイス
◆カランダッシュ
http://www.carandache.ch/m/index.lbl(公式サイト)
http://www.holbein.co.jp/carandache/index.html(日本)

イギリス
◆ダーウェント
http://www.pencils.co.uk/(公式サイト)
http://www.bonnycolart.co.jp/item/cat60/(日本)

オランダ
◆ロイヤル・ターレンス(ヴァン・ゴッホ)
http://www.talens.com/(公式サイト)
http://www.talens.co.jp/(日本)

日本
◆ホルベイン
http://www.holbein-works.co.jp/index.php

◆三菱
http://www.mpuni.co.jp/product/category/pencil/uni_color/index.html

◆トンボ
http://www.tombow.com/index.html
http://www.tombow.com/irojiten/(色辞典)

◆サクラクレパス
http://www.craypas.com/

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How many ?何色セットを買ったらいいですか?色鉛筆の買い方。

8月 7th, 2010 Posted in colored pencils

How many colored pencils do you have to buy?

「色鉛筆、何色セットのものを買ったらいいでしょうか?」

しばしばいただく質問です。

明快な答えはありません。

なぜなら、必要な色は人それぞれだから。
描く対象(風景、花、人物)によっても、
表現方法によっても違います。

アニメチックなイラストを描く方なら、
ビビッドな色をよく使うでしょうし、
人物画なら、肌色、茶色系の色が必要でしょう。

ただ、どんなものを描いていくかわからないけれど、
まずは色鉛筆に慣れるために欲しい、
というならば、36色以上あれば良いと思います。

Beltaは、一時期カリスマカラー24色だけで
描いていた時期がありました。

色辞典(90色)も持っているのですが、
24色でどこまで描けるか、やってみたかったのです。

混色ができるので、あまり不自由は感じませんでした。
時折、緑のものを描くとき、渋めの色があればいいなあと思うくらい。
けっこう24色でも描けるものです。

ただ、初心者の場合、
混色に慣れてないと思いますので、
36色あるといいのではないかしら。

今は、ポリクロモス36色だけで描くこともあれば、
オクラの絵のように、ホルベイン3色とポリクロモス5色程度で
描くこともあります。

多くのメーカーが提供しているのは、
12色、24色、36色。
これはほぼ共通です。

それより多くなると、50色、60色、72色、100色、120色、150色。
メーカーやブランドによって違います。

色数が増えるにしたがって、中間色が増えていきます。

100色を超えると、パステルや蛍光色が入ってきます。
人によっては使わない色ですね。

「色からインスピレーションを受けて、
新しい絵を描くかもしれない」と思うかもしれませんが、
実際のところ、その人の持つ色のボキャブラリーみたいなものに無い色は、
あまり使いませんね。

そういう意味でも36色でスタートして、
必要なものを買い足すのがいいのではないかしら。

それから、
同じ12色、24色でも、メーカーによってセット内容が違います。
中にはホルベインのように12色のセットが3種類もあるものもあります。
(ベーシックトーン、デザイントーン、パステルトーンの3つがあります。下参照)

セット購入する場合、色数ではなくて、
どんな色が含まれているのか、がポイントだと思います。

Belta的色鉛筆の購入方法は、

1.試し書きをして、気に入った硬さ、のび、発色の色鉛筆を見つける。

2.気に入った色鉛筆の36色セットを検討する。
条件は、
使う可能性のある色が多いかどうか?
予算内に収まるか?
単色ばら売りがあるか?

3.2の条件に合えば購入。
合わなければ、
使う可能性の色が少ない → 24色セットで再度検討。必要な色は単色買い。
予算内に収まらない → お金を貯める。または単色買い。またはオークションを待つ。
単色ばら売りが無い → 次に好きな色鉛筆を検討する。

単色ばら売りが無いと、心理的に使いにくくなります。
「無くなったら、どうしよう?」と思っちゃうんですね。

そう思うと、使うのをケチっちゃう(笑)

短くなったら、他のブランドで似た色鉛筆を買えばいい、と
考えられる方ならいいのですが。

単色ばら売りがあって、自由に補充ができると思うと、
どんどん描くことができます。


<ホルベイン12色セット>

↑茶色が含まれています。
ビビッドな色というより、「絵を描く」色です。
デザイントーンとは白黒のみ共通。

↑12色相環に沿った色です。ビビッドな色がそろっています。
白黒あり。
ベーシックトーンとデザイントーンは白黒のみ共通。

↑パステルトーンオンリー。
見ているだけで癒される感じの色です。

ヴァン・ゴッホが半額です。

8月 6th, 2010 Posted in colored pencils, van gogh

ロイヤルターレンス(サクラグループ)の「ヴァン・ゴッホ」
いくつかのお店が半額セールをしています。

「ヴァン・ゴッホ」と言えば、ウリは耐光性。
全60色の内27色が、
「美術館の照明で約100年退色しない」
33色が、
「~約25年退色しない」
となっています。

1度使った経験では、
堅さは中程度、硬くもなく、柔らかくもなく。
のびは良いと思いました。
特に個性のようなものは感じませんでした。
初心者の方には使いやすいと思います。

色数は最高60色。
ピンクのラインナップが少なく、
ピンクの花を描くのに赤とヴァイオレット系の色で代用しました。

さまざまなピンクを使いたい方は、
他のメーカーを買い足すといいでしょう。

水彩もありますが、水彩色鉛筆の経験はありません。

■ ヴァン・ゴッホ データ
色数 : 60色・36色・24色・12色
(以前は45色があったようですが、現在はなさそう)

ケース : 以前は木製のプラスチックのくねっとした
ケースがありましたが、現在はすべてメタルケースになったようです。

軸の太さ : 7.8mm

芯の太さ : 2.8mm(やや細め)

メーカー名 : ロイヤルターレンス(オランダ)
今はサクラグループ。

カラーチャート : カラーチャートはこちら

特徴 : 優れた耐光性
全60色の内27色が、「美術館の照明で約100年退色しない」
33色が、「~約25年退色しない」

Beltaの感想 : ごく普通の色鉛筆といった感じ。
その分、クセがなく使いやすいと思います。
ピンクらしいピンクがないので、
ピンクを多用する人は買い足しましょう。