紅の豚 その2

「この映画のポイントは?一言で言うと?」

そう聞かれても、答えられない。

一言なんかでくくることはできない。
それに、くくってしまったら、別の物語のように聞こえる。

なぜなら、
良い映画、上質な小説っていうのは、つづれ織りのようなものだから。

小さな話や、感情を、ループにして、編んでいく。
だから、一言なんかで言えないし、言っちゃいけない。

「ここではあなたのお国より、人生がもうちょっと複雑なの」
ジーナの台詞が、答えてくれた。

<閑話休題>
昨年、受講したクリスチーナ・ホール女史の、
NLPトレーナーズ・トレーニングがまさにそんな感じだった。
内容を一言で言おうにも、「あ、う」と詰まってしまう。

でも、確かに何かがBeltaの中に生まれた。

紅の豚

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