雨ふり小僧

今日から6月。
雨のスタートです。

実はBeltaは梅雨はそんなにキライじゃない。

災害は困るけれど、
しっとりした雨の風情は好きだし、
濡れた服を乾いた服に着替えた時の心地よさも好き。

夏がもうすぐ、と予感させてくれるのも好き。

そして、もう一つ。
梅雨になると、毎年思い出すこのマンガも好き。

「雨ふり小僧」 手塚治虫著

いじめられていた少年モウ太が出会った妖怪雨ふり小僧。
雨ふり小僧はモウ太の願いを3つかなえる替わりに、
モウ太のブーツが欲しいとせがみます。

約束通り3つの願いを叶えた雨ふり小僧。
でも、モウ太は…

そして40年後、二人は再会します。
      
     
      
おそらく、子どもの頃1回読んだきりだと思います。
1回きりだけど、とても強く印象に残り、
手塚作品の中でも大好きな作品の一つです。

ノスタルジーと風刺と。
手塚治虫という人が密かに埋め込んだ謎解き。
大人になった今、もう一度読みたいと思っています。

(in 大阪)

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