Category: 参考図書

カラーの仕事に向いている人 その3 パーソナルカラーの仕事

「カラーの仕事に向いている人ってどんな人?」

というご質問にお応えして。

まずは、そもそも「カラーの仕事」ってどんな仕事なの?から。

最初に紹介するのは、
パーソナルカラーアナリスト。
ごく近い仕事にイメージコンサルタントがあります。

パーソナルカラーアナリストとは、
その人に似合う(その人の魅力を引き出す)色を、
分析して、提案する仕事です。

具体的には、「ドレープ」と呼ばれる布を、
お客さまの顔の下に当て、その変化から似合う色を分析します。

要求される最小のスキルは、
・色彩学の基礎
・色の変化を見分ける力
・それを伝える力
・配色の基礎
・ファッションの基礎

となります。

これ、全部、センスは関係なし。
勉強や練習をすれば、誰でもできることです。

色の変化を見分ける力は、人によって多少違いますが、
練習によって確実に向上します。

顔色、眼の輝き、フェイスラインなど、小さな変化を
観察しますので、観察力もある人が良いですね。

また、会話も重要です。
「はい、あなたは春です」とだけ言われても、
全然うれしくないですし、納得できませんよね?

「はい、あなたは明るい春の日差しに咲く花のような、
鮮やかな『春』ですね」
と言われるのと違いますよね。

ですから、コミュニケーション能力もとっても大切です。
お客さまに「楽しい、来て良かった」と思っていただくためには、
よりよいコミュニケーションが不可欠なんですね。

これも練習すれば、誰でもできます。

そして、今流行の色とか、形とか情報をお客さまに
お伝えすることもあります。

いつも情報を収集しようとする研究心も必要ですね。

ただ、もう少し必要なものがあります。
それはスキルというよりマインド。

「このお客さまにきれいになって欲しい」
「喜ぶ顔を見るのがとっても楽しい」

「色が好き。
 色のことを、もっともっと広めたい」という気持ち。

パーソナルカラーアナリストに向いている人は、
その気持ちがある人、ということになります。

となると、パーソナルカラーアナリストに必要なのは、

スキルとしては、
・色彩学の基礎
・色の変化を見分ける力
・それを伝える力
・配色の基礎
・ファッションの基礎

能力としては、
・観察力
・研究心
・コミュニケーション能力

マインドとしては、
・人が好き
・人がきれいになるのが好き
・色が好きで、広めたいという熱意

ということになるでしょうか。

そうそう、イメージコンサルタントとは、
パーソナルカラー分析に加えて、
その人に合ったファッションの形や、メイクアップの仕方など、
色に他の要素もプラスして、
その人のイメージを「総合的に」アップする仕事です。

Beltaはこちらもやっています。

本、読んでますか?

みなさん、本を読んでますか?

たくさん本、読んでくださいね。

ジャンルは問いません。
カラーリストだから、カラーの本はたくさん読むけれど、
それ以外の本は…

なんて、ダメですよ。

それからビジネスを始めるのだからビジネス書ばかりというのも。
ビジネス書は、はっきり言って、良いモノはごくわずか。
読むだけ時間を浪費するというものも多いのです。

本を読む目的は、
情報を得ることばかりではないのです。

感性を磨くこと。

これが大きいの。

だから、感性を摩耗させるようなビジネス書は、アウト。

「売る」ことを主眼に書かれた本に、
感性を磨く力はありません。

体の重い亀になろう 「青年社長」

友人に勧められて読んだ本。

青年社長

居食屋「和民」の社長 渡邉 美樹氏が、
大学卒業後、ワタミフードサービスを立ち上げ、
上場させるまでを描いた実名小説です。

その中で、印象に残った言葉。
「体の重い亀になろう」

体の重い亀になろう。
後退をせず、一歩一歩土を踏みしめ、
周りの景色を一つ一つ覚えて歩く亀になろう。

~中略~

風が吹いても雨が降っても、
後退しない体の重さを持とう。

困れば手足をひっこめてしまえ。
目標を明確に持ち、どっしり進む亀になろう。

良い言葉でしょ?

ワタミのように大きな会社にするつもりはなくても、
自分で仕事をしようと思う人は、ぜひ読んでくださいね。

ビジネスは人柄が支えているということ、
うまく行かないときは引く、ということ、
その判断をどうするか、ということ、
勉強になりました。